お手本にしたい!川﨑春花の「腕の振りとカラダの回転をバランスよく使った」スイングを解説!
国内女子ツアー『ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ』でツアー3勝目を挙げた川﨑春花のドライバースイング連続写真解説。
写真/相田克己
先週末に行われた国内女子ツアー『ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ』は、単独首位で出た川﨑春花選手が69でまわり、トータル18アンダーで優勝。最終日の最終組は川﨑選手、櫻井心那選手、尾関彩美悠選手と、同学年で同期の3人となり、多くのファンの目を惹きつけました。
今回の勝利でツアー通算3勝目を挙げた川﨑選手のスイングはとてもオーソドックス。腕の振りとカラダの回転をバランスよく使ったお手本といえるものです。
バックスイングはややアップライト気味で、トップのフェース向きはややオープン寄りのスクエア。そこからクラブを寝かすことなく直線的に下ろし、フェースターンを使ってボールをつかまえ振り抜いていきます。
同じ組みでまわった尾関選手はフェースをシャットに使ってフェースターンを抑え、スイング軌道でボールをつかまえて行くタイプですが、ある意味、それとは逆のタイプが川﨑選手です。
最近は男女ともにフェースをスクエア〜シャットに使い、カラダの回転を主体にしてスイングする選手が増えていますが、アベレージゴルファーが見様見真似で回転主体のスイングを身につけようとするのはおすすめできません。その理由はほとんどの人がカラダばかりが回ってしまい、極端な振り遅れになる傾向があるからです。そのためまずは川﨑選手のように、腕の振りとカラダの回転をバランスよく使った振り方を覚えるほうが上達の近道になるでしょう。