グリップを変えたら弾道が変わった!? 時代によって移り変わるグリップのトレンド

鹿又芳典の“推しクラブ” こぼれ話 第26回

2024/07/25 ゴルフサプリ編集部



ドライバーやアイアンに挿すグリップの太さ・重さ、バックラインの有り・無し、パターに入れるグリップ――。流行りや人気がそのときどきで変わるもんだから、どういうグリップがホントに良いのかよく分からない。そんな問いかけに、カリスマフィッターの鹿又さんはこう答えた。
写真/ゴルフサプリ編集部

前回の“こぼれ話”では、重いグリップと軽いグリップについて、それぞれに特徴や利点があることをお話ししました。とはいえ、そうは言われても「軽くしても打てる、重くしても打てる。じゃあどっちがいいんだろう?」と、迷うのではないでしょうか。
ボクが伝えたいことは、クラブとプレーヤーの相性によってそのくらい結果が異なるということであり、グリップ一つでヘッドスピード(HS)やボール初速などに変化が起こる、ということを理解してもらいたいんです。

グリップというと、どうしても「握りやすさ」とか「デザイン」ということに目が行きがち。でも実のところ、ヘッドやシャフトと同じように「弾道」にもしっかりとアプローチできるツールの一つであることは間違いありません。