竹田麗央の260ヤード・ビッグドライブを解説!逆転Vで5勝目!年間タイトルが見えてきた
先週末に行われた国内女子ツアー『ゴルフ5レディース』は、最終ラウンドで7バーディー、1ボギーの66をマークした竹田麗央選手が通算10アンダーで優勝。今シーズン5勝目(ツアー通算4勝目)を挙げました。
竹田選手は手や腕の動きを抑え目にして、カラダの回転を主体にスイングするプレーヤーです。一般的にハイハンデのアマチュアゴルファーは“手打ち”に悩んでいることが多く、カラダの回転を使って打てるようになりたいと考えている人がたくさんいます。その点から見ると、竹田選手のスイングはまさにお手本といえ、ぜひ参考にしてほしいと思います。
写真6枚目から11枚目までを見ると、グリップがカラダの正面から外れずに打っていることが読み取れます。そしてこの動きはカラダの回転と腕の動きが同調・連動している証拠。このようなスイングができるからこそ、飛んで曲がらないショットが打て、今シーズンの飛躍につながっているのです。
いわゆる手打ちは、手と腕の運動量が許容範囲をこえて動いてしまうため、グリップがカラダの正面から外れがち。これではスイング軌道が不安定になり、またフェースの向きも狂いやすくなります。こういったエラー動作をできるだけ小さくするには、両わきにタオルを挟んでボールを打つといったドリルを行なって、竹田選手のようにカラダの回転と腕が同調・連動して動くように練習するのが望ましいでしょう。