距離を出すには「たたくイメージでいいんです!」フェアウェイウッドとユーティリティのインパクト

吉本舞がコーチ スコアメイクの万能クラブFW&UTの使いこなしテク教えちゃいます! VOL.4

2024/08/25 ゴルフトゥデイ 編集部



ボールにうまく当たらず、ミスショットばかり。FWやUTでそんな悩みをかかえているとしたら、ボールをしっかりと叩ける動作ができていないことが考えられる。「叩く動作は手首を柔軟に使うのが大事なポイントですよ」と吉本舞コーチはいう。

GOLF TODAY本誌 No.627/124~125ページより
構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/東京ゴルフスタジオ

FWやUTはアイアンと違って、構えたときにフェースの面が立って見えますよね。そのためフェース面をボールに合わせるようなスイングになっている方を多く見受けます。右手首が硬くなったり、手のヒラ側に折ったりしてインパクトの打点が安定しにくいのです。

ボールを正確にヒットするには「しっかりと叩く」意識がとても大事です。そこでオススメしたいのがクッション叩きの練習。右手でクラブヘッド側を持ち、布団叩きのイメージで強く叩きましょう。右手首を柔軟に使い、クッションに向かってクラブを加速させるのがポイントです。

もう一つのオススメの練習はタオル投げです。この場合はボールを実際に打つ位置に置きます。そして両手に持ったタオルをボールの右側に向かって投げ下ろしましょう。両腕を振り下ろした勢いで自然にフォロースルーへと振り抜かれるはずです。

この2つの練習の目的は、ボールに向かってパワーを効率よくぶつける感覚を身につけることにあります。ゴルフスイングはインパクトまでが勝負であって、自分でクラブを目標方向に振ろうという意識は必要ないです。フォロースルー以降の動きは、ボールをしっかり叩いた結果なのです。

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