6番アイアンを抜くとセッティングの流れがよくなる?【スコアを作る セッティングの再確認・アイアン編】

【ダグ三瓶・クラブ選びの超知識】

2024/08/11 ゴルフサプリ編集部



クラブ選びのスペシャリスト・ダグ三瓶(みかめ)がアマチュアゴルファーへアドバイスをおくるコーナー。「いいスコアを出す」ためにはスペックのどこを見ればいいのか、セッティング作りのキーポイントを確認していく!今回はアイアン。

最近はアイアンの本数は減りつつありますが、基本的には複数本を入れて使っていくクラブですので、その最大の目的は距離の打ち分けになります。
特に、キャリーでの距離の打ち分けができることが理想でしょう。
その上で、きちんとグリーン上に止まる弾道を求めていくことになります。

一般的なアイアンは、その距離の打ち分けのために、長さがフローしており、ロフト間隔もメーカーが計算して設定しています。
ですが、メーカーの設定値は、あくまでも平均値、かつ、ある程度のヘッドスピードできちんととらえられた時を想定しています。

よくあるパターンとして考えられるのは、ショートアイアン(7~8番以下)はその短さから比較的きちんととらえられて、かつきちんとボールも上がるので飛びやすく、長いクラブになるほど、とらえにくく上がりにくいので思ったほど飛ばないセッティングになっている方です。

こういう方は、結果的に、複数本入れている割に、打てる距離の幅が狭いなんてことが起こっている方をよく見かけます。

特に7番を起点に考えて6番と5番はキャリーの差が出ていない方が大多数かと思います。

もちろん、そのあたりからUTやショートウッドを入れていくというのも良い選択ではありますが、このアイアンのセッティングの仕方がヒントになりますので、ご参考にしていただければと思います!

では、まずは、何を見直していけばよいか?ですね。
これは、ずばり、ロフト角セッティングの見直しです。

例えば、一例ですが、こんなロフト・ライ角設定のクラブがあったとしましょう。