涼しい早朝ゴルフを100%楽しむなら『防水保証』付きのゴルフシューズが必須!?
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が現場で感じたゴルフエッセイ【毒ゴルフ・薬ゴルフ】第114回
ゴルフの虜になってもうすぐ半世紀。年間試打ラウンド数は50回。四六時中ゴルフのことばかりを考えてしまうロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、コースや色々な現場で見聞きし、感じたことを書いたのが【毒ゴルフ・薬ゴルフ】です。大量に飲めば死んでしまう毒も、少量なら薬になることは、ゴルフにも通じるのです。
早朝ゴルフはお得が一杯でやらないのは損だ、と何度も書いてきました。実際に、早朝ゴルフをして、確かにお得だったと納得したという反響もありました。
しかし、2024年夏、ちょっと事情が変わってきています。
一昨年までは、一般的なスタート枠のプレー代金よりも早朝ゴルフのほうが安いのが当たり前でした。これが、目に見えてわかりやすい『安い』というお得だったのです。
今シーズンの早朝ゴルフはGW明けぐらいから始まりましたが、通常のスタート枠と同じ値引きなしのプレー代金が急増し、逆に早朝ゴルフのほうが割増でプレー代金が高いゴルフコースもあるのです。
通常より割増になっている内の一つのコースに取材したところ、以下のような回答でした。
「猛暑が続く中、涼しい時間にゴルフをしたいという需要が確実に増えたことと、実際に、スタッフなどに早朝手当などが発生する事情を考えると、通常のスタート枠より割増料金になるのは自然なことだと考えております」
時代は変わっていくのです。
『安い』というお得がなくなってしまうのは残念ですが、まだまだ探せば安いコースはありますし、納得した上で、安さは諦めて早朝ゴルフをするのもクレーバーな選択だと言えます。