中古FW&UTは『ロフト多め』の需要が右肩上がり! みんなスコアアップにつながるクラブと気づいてしまった?

中古クラブ売買の裏ワザ教えます!Vol.50

2024/09/18 ゴルフトゥデイ 編集部



中古クラブの世界で30年!中古クラブに関する知識において、レジェンドと呼ばれる中山功一氏が中古クラブの得する扱い方を伝授します。
GOLF TODAY本誌 No.628/80ページより

夏の中古ショップでは比較的、クラブの動き(売買)は落ち着いていますが、9月は秋のゴルフシーズンと新製品発売の時期が重なるので、一気に活発になります。

今年の傾向で言えばドライバーはキャロウェイの『パラダイム Ai SMOKEシリーズ』やテーラーメイドの『Qi10』は安定して人気があり、両メーカーが7月に発売したミニドライバーも高値で売買されています。ミニドライバーの人気は予想以上でしたね。ピンでは『G430シリーズ』の需要が高いのですが、なかなか中古に出回っていないのが実状です。

もう一つ、今年のトレンドとしてはフェアウェイウッドやユーティリティのハイロフトを探している人がすごく増えました。フェアウェイウッドで言えば21度や24度、ユーティリティだと25度以上のモデルが例年以上に売れています。その要因としては、PGAツアーの選手でも7番ウッドを使っていたり、日本の女子プロでも5U、6Uを入れて活躍する選手が増えた影響が大きいでしょう。