ボールとカップを結んだライン上にスプリンクラー! こんな時どうする?
知っていると得するルール&マナー
グリーン周りからパターで転がそうと思ったら、目の前にスプリンクラーヘッドが…。そんなシーンに遭遇したことはありませんか? プロのトーナメントでは、救済処置を受けている選手もいるような気がしますが、これってボールを動かすことができると思います?
写真/ゴルフサプリ編集部
ほとんどのゴルフ場では、各ホールのグリーン周りに散水用のスプリンクラーヘッドが敷設されています。美しいグリーンを保つためには、水やりは欠かせないですからね。ただし、当然のことながら、できるだけプレーに影響しないようなところに敷設されているので、普通にプレーをしている限りあまり気にならないものです。
とはいえ、グリーンからこぼれたボールが、スプリンクラーヘッドの上、もしくはその近くに止まるということもあります。
そんなとき、どうすればいいのか?
まず、スプリンクラーヘッドの上にボールが止まったり、スタンスがかかる、またスイングの邪魔になるときは、「動かせない障害物」による障害が生じているとして、無罰の救済を受けることができます。
処置の仕方は、他の動かせない障害物と同じで、次に使用するクラブを使って、「完全な救済のニヤレストポイント」を決め、その地点を基点に、ホールに近づかない1クラブレングスの救済エリアにドロップします。
これに関しては、全く問題ないですよね。