安田祐香が涙の初V!プロにとって「ホステス大会」で勝つ大きな意味とは?
初優勝まで時間がかかったがホステス大会で優勝という大きな恩返しができた。(写真は2024年ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 撮影/GettyImages)
国内女子ツアーの「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」は安田祐香がプロ5年目でのうれしい初優勝を挙げた。クラブ契約しているのは大会名にもなっているダンロップ(住友ゴム工業)。「ホステス大会」で勝利を挙げたことには、非常に大きな意味がある。
悪天候に見舞われ続けた今大会。2日目(21日)は前日にサスペンデッドとなった第1ラウンドの残りを3人(1組)が1ホール。わずか6分間プレーしただけで第2Rはスタートできませんでした。
最終日(22日)は当初58位タイまでの72人が18ホールをプレーする予定。それが前日からの強い雨が止まず、大会成立の条件である「27ホール」を確実に消化するためにプレーするのは30位タイまでの37人にする「セカンドカット」を実施。使用するのはインの9ホールだけとなりました。
その最終日を1打差の首位からスタートした安田は9ホールを4バーディー、2ボギーの2つ伸ばし、2位に3打差をつけて優勝しました。
インタビューでは「(ダンロップの)クラブをアピールできる大きなチャンスだったので優勝できてうれしいです。恩返しができました」と、契約メーカーが大会名にもなっている大会で勝ったことの喜びを語りました。