27ホールに短縮の「ミヤギテレビ杯」、リランキングで泣いたのは……【日本女子ツアー】

2024/09/25 ゴルフサプリ編集部



人気急上昇中の政田夢乃は30位から14位にランクアップ。短縮競技で泣いた選手は?笑った選手は?(写真は「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」 撮影/Getty Images)

先週の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」は、シード権を持たない選手にとってはシーズン2回目のリランキングの節目となる試合でした。それが3日間を通じて悪天候に見舞われたことで27ホールの短縮競技となり、生涯獲得賞金10億円超の大物も影響を受けました。

まずは、大会がいかにバタバタだったかを、時系列に沿って説明しましょう。

初日は午前8時に第1組がスタート予定。それが雷雲接近で三度の変更を経て9時45分に競技開始。午後5時44分に日没サスペンデッドとなり、1組3人がホールアウトできませんでした。

2日目はこのサスペンデッド分を午前7時4分に再開して午前7時10分に第1ラウンド(R)が終了。組み替えをせずに7時20分から第2Rを開始する予定でしたが、悪天候によるコースコンディション不良で2時間遅れに。

その後も天気が回復せず競技中止が決定。大会は36ホールに短縮され、22日の最終日は、58位タイまでの73人で「決勝R」を行うことが発表されました。

ところが最終日も朝から強い雨となったため、「セカンドカット」が実施され、プレーするのは30位タイまでの37人で、使うのはインの9ホールのみとなりました。