ゴルフスイングは目線の高さの影響を受けている? 打ち下ろしでは特に注意が必要!

スコア80台でラウンドするためのゴルフ学|メンタル&マネジメント VOL.69 マネジメント編

2024/11/02 ゴルフサプリ編集部



コースには様々なロケーションがあり、構えてから不安になることも少なくない。だからこそ「決断」や「イメージ力」がナイスショットのカギとなる。

ゴルフトゥデイ本誌629号/68〜69ページより
取材・構成・文/三代 崇 イラスト/庄司 猛

先日、仲良しグループでラウンドしたときのことですが、プレーしたコースが結構アップダウンがきつくてティショットがかなり打ち下ろしのホールがいくつかありました。そこでほぼ全員がミスしていたのです。いつも80台で回る人も「打ち下ろしが苦手で、真っすぐ飛ばないのだよ」と嘆いていました。

平坦なホールならナイスショットが打てるのに打ち下ろしのホールではどうしてミスしてしまうかというと、アドレスの姿勢が変わってしまうからです。目標をどこに設定するかを決めるのは大事ですが、低いフェアウェイを見ていると目線が下にいって自分が気づかないうちに右肩が前に出やすくなります。

スタンスはスクエアでも肩の向きがオープンになり、上体が左に傾いて体重が左足に多く乗ってしまう。そうなると普段のスイングができなくなり、カット軌道でスライスが出たりフェースがかぶって左にヒッカケたり、あるいは上から鋭角に打ちすぎてテンプラになったり、様々なミスが発生します。