打ち下ろしのティショットは目線を水平にして構えましょう!

平坦なホールと同じ姿勢で構えることが大事

先日、仲良しグループでラウンドしたときのことですが、プレーしたコースが結構アップダウンがきつくてティショットがかなり打ち下ろしのホールがいくつかありました。そこでほぼ全員がミスしていたのです。いつも80台で回る人も「打ち下ろしが苦手で、真っすぐ飛ばないのだよ」と嘆いていました。

平坦なホールならナイスショットが打てるのに打ち下ろしのホールではどうしてミスしてしまうかというと、アドレスの姿勢が変わってしまうからです。目標をどこに設定するかを決めるのは大事ですが、低いフェアウェイを見ていると目線が下にいって自分が気づかないうちに右肩が前に出やすくなります。

スタンスはスクエアでも肩の向きがオープンになり、上体が左に傾いて体重が左足に多く乗ってしまう。そうなると普段のスイングができなくなり、カット軌道でスライスが出たりフェースがかぶって左にヒッカケたり、あるいは上から鋭角に打ちすぎてテンプラになったり、様々なミスが発生します。

打ち下ろしの ホールはティーイングエリアと同じ高さに目線を向ける

ホールの状況によって絶対に打ってはいけないエリアがありますから、まず危険な場所を避けてセーフティな場所にターゲットを設定しましょう。次にその場所から真上に垂直線をたどり、ティーイングエリアと同じ高さに目線を向けます。遠くの林や山、雲などを見る感じとなりますが、平坦なホールと同じ姿勢で構えることがナイスショットの第一条件なのです。

フェアウェイに早く球を落とそうとしてティアップを低くしたり、意図的に低い球を打とうとしないこと。普段と違うことをやろうとすると、かえって失敗しやすいものです。ロケーション的に球が高い角度で飛んで見えますが、ティーイングエリアと同じ高さを基準にしてみればいつもと同じ高さで飛んでいることがわかるはずです。アドレスと目線をアドバイスしてあげたら、皆さん途端にナイスショット連発です。不思議ですよね~。


伊能恵子(いのう・けいこ)
千葉県出身。男女ツアープロをサポートするプロキャディの第一人者。現在は主に片岡大育のキャディをつとめる一方、リンパセラピストとしても活躍中。


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