片山晋呉が実戦で使った“形状記憶合金”入りのドライバーシャフト。鹿又さんはどう評価した?

2024/10/06 ゴルフサプリ編集部



片山晋呉が実戦で試したという”形状記憶合金”が使われたドライバーシャフトを入手することができた。一体どんなシャフトなのだろうか? さっそく、カリスマクラブフィッター・鹿又芳典氏のもとに持ち込み、試打をしてもらった。
写真/相田克己

常に新しいものに目を向け、積極的に取り入れながら、“より良いゴルフ”を追求する姿勢に好感と羨望を集める片山晋呉。そんな片山が実戦で試し、好感触を得たというドライバーシャフトが気になってしまうのは、ゴルフ好きなら仕方ないことだろう。

そのドライバーシャフトは、地シャフトメーカーのTRPX『Fabulous(ファビュラス) Ni-Ti』。形状記憶合金の『Ni-Ti超弾性線』が採用されており、この『Ni-Ti超弾性線』を配列したカーボンシートがシャフト全長に使用されている。これによって、スムーズなしなりとスピード感のあるしなり戻り(復元力)がもたらされている。世界初の構造で、ドライバー用だけでなくフェアウェイウッド用も販売されている。価格はちょっとお高めでドライバー用が9.9万円(税込)、フェアウェイウッド用が7.15万円(税込)。

それでは、この世界初の構造で造られた『Fabulous(ファビュラス) Ni-Ti』がどんなシャフトなのか、鹿又芳典氏に試打インプレッションしてもらおう。