来季はPGAツアーで勝負! 金谷拓実のパワフルだけど“正確なショット”の秘密は下半身にあり!

2024/12/24 ゴルフサプリ編集部 宮川岳也



2024年の国内男子ツアーで今季2勝を挙げ、最終戦「JTカップ」では優勝を逃したものの通算9アンダーの単独3位でフィニッシュし、初の賞金王に輝いた金谷拓実。Qスクールに突破して、来季はPGAツアーに挑戦する金谷のドライバースイング連続写真。
(2024年12月24日に一部追記・変更しました)

金谷選手は、それほど上背はないもののスイングはとてもスピーディかつパワフル。そして、トータルドライビング1位、2024シーズンはフェアウェイキープ率68.911でランク3位と、正確性は抜群です。

その正確性の鍵となっているのが体幹と下半身の強さでしょう。強いからこそ、パワフルに振ってもスイング軸がブレることなく、安定性の高いショットを維持できると感じます。

アベレージゴルファーはもちろん、たいていのアマチュアゴルファーはバックスイングでは右に、ダウンスイングでは左に頭やカラダが流れてしまいがち。これでは打点が不安定となり、ミスショットを誘発してしまいます。

腕をしなやかに振ったり、カラダを淀みなく回転させたりすることも非常に大切なことですが、スウェーをすると、それらがまったく意味をなさなくなります。

飛距離も正確性もアップしたいと考えているなら、まずは金谷選手をお手本に、スイング軸をしっかりとキープして、クラブをパワフルに振る練習をしましょう。練習を積んで、頭とカラダのムダな動きが抑えられれば、ミート率が高まってナイスショットが増えるはずです。

※トータルドライビングは、ドライバーショットの飛距離と安定性を競う部門。ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率の順位を合算したポイントで競われる。

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