1. TOP メニュー
  2. テクニックに効く
  3. 金谷拓実のパワフルだけど“正確なショット”の秘密は下半身にあり!実はフェアウェイキープ率2位!

金谷拓実のパワフルだけど“正確なショット”の秘密は下半身にあり!実はフェアウェイキープ率2位!

2024/10/08 ゴルフサプリ編集部 宮川岳也

先週末に行われた国内男子ツアー『ACNチャンピオンシップ ゴルフトーナメント』はプレーオフ1ホール目のバーディパットを沈めた金谷拓実が今季2勝目、ツアー通算7勝目を挙げた。優勝者のスイングを解説する。

強く振っても正確性抜群! その秘密は強固な体幹と下半身にあり!

金谷選手は、それほど上背はないもののスイングはとてもスピーディかつパワフル。そして、フェアウェイキープ率68.356でランク2位(2024.10.8現在)と、正確性は抜群です。

その正確性の鍵となっているのが体幹と下半身の強さでしょう。強いからこそ、パワフルに振ってもスイング軸がブレることなく、安定性の高いショットを維持できると感じます。

アベレージゴルファーはもちろん、たいていのアマチュアゴルファーはバックスイングでは右に、ダウンスイングでは左に頭やカラダが流れてしまいがち。これでは打点が不安定となり、ミスショットを誘発してしまいます。

腕をしなやかに振ったり、カラダを淀みなく回転させたりすることも非常に大切なことですが、スウェーをすると、それらがまったく意味をなさなくなります。

飛距離も正確性もアップしたいと考えているなら、まずは金谷選手をお手本に、スイング軸をしっかりとキープして、クラブをパワフルに振る練習をしましょう。練習を積んで、頭とカラダのムダな動きが抑えられれば、ミート率が高まってナイスショットが増えるはずです。

頭やカラダを右へ傾けずにまっすぐ立ってアドレスするのは男女を通じてトップ選手の共通点。
左ひざの向きを変えずに、上半身をしっかりとネジることで飛ばしに必要なパワーを蓄える。
下半身リードで切り返し、その後はスムーズにカラダを回転させていく。このとき、スウェーは一切見られない。
ビハインド・ザ・ボールを維持したまま、大きく振り抜く。これによりヘッドがターゲットライン上をより長く動いていく。

金谷拓実
かなや・たくみ。1998年05月23日生まれ。身長172cm。アマチュア時代から2015日本アマ優勝、2018アジアパシフィック選手権優勝、そして2019三井住友VISA太平洋マスターズ優勝という輝かしい実績を持つ。今年の「ACNチャンピオンシップ」での優勝でプロ入り後のツアー通算勝利数を6に伸ばした(アマ優勝を含めると通算7勝)。

解説:宮川岳也(みやかわ たけや)
USGTFティーチングプロ。埼玉県の練習場とインドアスタジオでレッスンを行っている。

「股関節が入った飛ばせるアドレス」ってどういうこと? 正しい前傾の仕方を詳しく解説!【ゴルフ飛ばしてなんぼ!が出張レッスン!】

飛距離優先型のレッスンで定評の小池正次がレクチャーする「すぐに飛ばせるようになるコツ」シリーズ。第4回は前回に続いて飛...

あわせて読みたい

最高かよ!1本2万円台のミズノのユーティリティ「JPX FLI-HI」が高性能にして高コスパすぎる!

ミズノは『JPX FLI-HI』を2024年9月13日に発売。人気のアイアン『JPX 925』シリーズと同時発売である。地味にファンの多いミ...

あわせて読みたい

片山晋呉が実戦で使った“形状記憶合金”入りのドライバーシャフト。鹿又さんはどう評価した?

片山晋呉が実戦で試したという”形状記憶合金”が使われたドライバーシャフトを入手することができた。一体どんなシャフトなの...

あわせて読みたい