ダフり・トップが多い人は“リハーサル”が足りない!打つ前の“素振りで芝こすり”を試してみて!【勝又優美・アマチュアの悩み解決】

JLPGAティーチングプロ・勝又優美が解決してきた「生徒さんから相談が多いゴルフの悩み」Case.40

2024/10/15 ゴルフサプリ編集部



スコアが90台で落ち着き、80台が見えてきたくらいでもダフリ・トップというミスは出てしまうもの。でも!構える前に“ある”ことをしておくと、ダフリ・トップの確率がグーンと下がると勝又優美プロは言う。さてさて、そんな魔法のようなことがあるのだろうか? 詳しく解説してもらおう。
写真/圓岡紀夫

今回は特定のゴルファーさんではなく、不特定多数の生徒さんたちから相談を受けるラウンド中のお悩みがテーマです。

それはほかでもなく、ラウンド中に出るダフり、トップ。ゴルファーのレベルに関わらず出るダフりやトップへの対策は個々で異なりますが、それをわきまえている人は少数派。そこで誰もがラウンド中にできる対処法をお伝えします。

ショット打つ前に、次打について考えている人は多いと思います。もちろん考えないよりは考えた方がいいのですが、ゴルフはスポーツです。体のアクションを使う以上、自分がショットを打つ時にはスムーズかつ正確に動くための準備が必要です。

トーナメントではプロが次打を打つのを待つシーンがよく見られます。そんな時、キャディとおしゃべりする人もいれば、これから打っていくエリアを観察している人もいますが、ほとんどのプレーヤーはそうしながらもあることをやっています。

それはリハーサル。よく見るのは片手でクラブを持ち、クラブのソールで芝を繰り返しこする動作ですが、これは次のショットに向けて自分と地面の距離を測っているのです。もちろん次に使うクラブで行い、打つ直前にもう一度、素振りで芝をこすります。