「あの木がないと平凡なホールになってしまう」松山英樹が「アジア太平洋アマ」開催コースに込めた思いとは?

2024/10/08 ゴルフサプリ編集部



太平洋クラブ御殿場コースの8番。松山英樹が関わったこのホールの物語。(撮影/森伊知郎)

10月3~6日まで行われた「アジア太平洋アマチュア選手権」は中野麟太朗が最後まで優勝争いを演じた。結果は2打差の3位で優勝者に与えられる「マスターズ」と「全英オープン」の出場権は獲得できなかったものの、戦いの舞台となった太平洋クラブ御殿場コースには、「マスターズ」覇者でもある松山英樹の思いが込められている。

「アジア太平洋アマチュア」2010&11年大会の優勝者で、御殿場コースで開催される「三井住友VISA太平洋マスターズ」でも2度優勝している(2011&16年)松山は、2018年のコース改修の際に「監修」を務めました。

「国際水準のトーナメントコースに」をコンセプトに、マスタープランを作成したのは「全米オープン」や「全米プロ」開催コースの改造を数多く手がけたリース・ジョーンズ氏。
プランでは8番パー4のフェアウェイにあるモチノキを伐採することが提案されました。

コースで唯一バンカーがなく、最後に左に曲がるレイアウト。フルバックから447ヤードのパー4は、ツアーでは中継ホールではないのでご存知ない方も多いかもしれません。