中古クラブを買ったらグリップは交換すべき? ボロボロじゃなければそのままでもOK?
中古ゴルフクラブ業界に携わっって30年の“中古クラブ専門家・中山功一”が、旬な中古クラブ情報や購入時に参考となる豆知識などをお届けするコラムです。
今回は、中古で購入したクラブのグリップについてお話します。
中古クラブショップでは、クラブを買い取りする際の査定項目にグリップの摩耗度合が含まれています。そして、その摩耗度合いが激しければ、査定額が低くなるということは容易に想像できますよね。では、その摩耗の激しいグリップのまま店頭に並べられるかというと、そうではありません。多くの中古ショップでは、摩耗が激しいグリップは新しいグリップに交換されてから販売されています。
仮にヘッドもシャフトもスペックも理想的けど、グリップの状態が良くないといった場合ですが、これはもちろん交換すべきです。せっかく良いクラブと出会えたのに、グリップがボロボロでは良い関係を築ことはできません。
また、中古クラブに入っているグリップの状態が良くても、自分の感覚に合わなければ交換することをオススメします。グリップはゴルファーとゴルフクラブの唯一の接点ですから、当然ながら重要な役割を果たしてします。インパクト時には1トン近い力が加わると言われている、と聞いたら「グリップ大事!」ということがわかるのではないでしょうか。また、ボール(球筋)をコントロールするためにも、自分の意思を伝えられるグリップであることが大事です。
近年では、多様な素材と形状が増えました。自分の感覚に合うグリップを探してみよう!