飛ばせるバックスイングは足踏み感覚!?体重は「乗せるもの」じゃなくて「自動的に乗るもの」【ゴルフ飛ばしてなんぼ!出張レッスン】

ゴルフコーチ・小池正次がわかりやすくレッスン|月1〜2回の練習で飛距離を伸ばす! VOL.6

2024/10/21 ゴルフサプリ編集部



飛距離優先型のレッスンで定評の小池正次がレクチャーする「すぐに飛ばせるようになるコツ」シリーズ。第6回はバックスイングの体重移動のコツをレクチャーしよう。「体重移動というと横の動きをイメージしがちですが、横だけではないんですよ」と小池はいう。一体どういうことだろうか?

構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/丸山ゴルフセンター

ドライバーの飛ばしの条件のひとつに「体重移動」があります。

そんなこと知ってるよ、と口にしたくなるかもしれませんね。ところが体重移動を勘違いしているゴルファーの方がとても多いのです。体重移動とは横の動きだから、バックスイングでは体重を右足に移動させてカラダを回転すればいい。そんな風に考えていませんか?

ドライバーのアドレスでは体重を左右均等か、右足5.5、左足4.5くらいの割足で体重を右足に多めに乗せておきます。その体勢から体重を右足に乗せようとすると、上体が平行に移動するだけのバックスイングになりやすいのです。

体重が右足に乗ってカラダがしっかり回転しているようでも、カラダの中心軸が右にスエーしてしまいます。横の体重移動も必要ですが、それ以上に「前後の重心移動」が重要です。スイング中に足裏でツマ先側やカカト側に重心が前後に移動するということです。この感覚は歩くときの足の動きをイメージするとよくわかります。足踏みを繰り返すとツマ先側とカカト側に交互に重心が移動しますよね。重心の前後移動によって腰や肩がスムーズに回転し、左右の体重移動も自然にできます。