【中井学のアプローチ】ロングパット感覚で打てるパター以外の番手を“作る”とグリーン周りはめっちゃ楽になる!
残り30ヤードから2つで上がる!ショートゲームのコツを中井学がレッスン(7)
ラフやいいライからでも、ウェッジで打った時にボールが上がりすぎてショートしたり、トップしてオーバーすることがアベレージゴルファーにはよくある。そんなもったいないミスをなくすために、覚えておきたい9番アイアンを使ったアプローチを中井学が解説する。
写真/圓岡紀夫 協力/千葉セントラルゴルフクラブ
前回、状況さえ許せばアプローチではパターを使うのが最もやさしい、というお話をしました。この場合のアプローチは、言うなればロングパットと一緒。ロングパットと同じ感覚で打てばグリーンに乗るからやさしいというわけです。
ですが、パターを使えない状況もたくさんあります。むしろその方が多いでしょう。ラフはその代表格です。アプローチで使うクラブはもっぱらウェッジ、というアマチュアの方が多いと思いますが、ラフだとヘッドがボールの下に潜り、打球が上がりすぎて乗らなかったり、逆にトップしてグリーンをオーバーした、ということが起こりがち。プロと違ってアマチュアの方は、一目でボールのライを見極めるのが難しいので、そのようなミスが起きても無理からぬところです。