柔らかくなると飛ばせるようになる!? 「胸郭の柔軟性」どうしたらアップできる?

みんなの胸郭コンディショニング【第11回】

2024/12/02 ゴルフトゥデイ 編集部



みやざわ整骨院院長・ツアーコーチ兼プロトレーナーの宮澤大助氏が提唱する「THPソリューション」。胸椎と骨盤のバランスを整えることでゴルフの上達を促す。今回は日頃からやりたい簡単な運動について。

GOLF TODAY本誌 No.630/80ページより
写真/相田克己 モデル/宮澤祐助プロ

「腰と肩は動かない。ゴルフに必要な捻転は胸郭が司っている」。このことが浸透してきているのか、レッスンやスイング理論の中にも胸郭という言葉がよく出てくるようになった。それだけにどうやったら胸郭の動きがスムーズになるのか“本家”に聞きたいところ。

「胸郭でいう胸椎の部分は後弯していて、腕が前にあるので後屈といって丸まっています。日常生活の90パーセントで関節は曲がっているものですが、曲がっているのをそのままにしていると伸びなくなる。これをまず伸ばさなきゃいけないことを頭に入れておいてください」(宮澤氏)。

誰にでもできそうな簡単な運動はあるのだろうか? 

「胸郭を柔らかくするにはまず反る。それは胸椎だけではなく、肩甲骨すべてうしろに反らすイメージ。そして反っただけではなくて丸まらなきゃいけないのがポイントです。背中をグーッと丸めて、反ったら丸まる。これを覚えてほしいですね。ラジオ体操にもある動き、あれが理想的です。『マエケン体操』といってわかる人はあれもいいんですよ」(宮澤氏)。

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