だから飛ばし屋は体の回転が速いのか! 切り返しで左カカトをしっかり踏み込んでみて!【ゴルフ飛ばしてなんぼ!】

ゴルフコーチ・小池正次がわかりやすくレッスン|月1〜2回の練習で飛距離を伸ばす! VOL.10

2024/11/18 ゴルフサプリ編集部



飛距離優先型のレッスンで定評の小池正次がレクチャーする「すぐに飛ばせるようになるコツ」シリーズ。第10回はダウンスイングへの切り返しの重要なポイントをレッスン。「下半身のパワーを効率よく活かすコツがわかれば飛距離が大きく変わるはずです」と小池はいう。さっそく取り入れてみよう!

構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/丸山ゴルフセンター

バックスイングで飛ばしのパワーをしっかり蓄えたら、あとはインパクトでパワーを効率よく解放するだけです。

そのためにはトップからダウンスイングへと移行する切り返しのポジションがとても重要です。ここを間違えるとスイング軌道が乱れてミート率が著しく低下します。ボールが飛ばないし、大きく曲がってしまう結果となります。

とにかく飛ばしたい! 多くのゴルファーはそう思うと、切り返しで打ち急いでしまいがちです。体重が左足に乗る前にクラブを早く下ろすために右足体重の体勢となり、カラダが早く開いて左腰が引けてしまうのです。これでは下半身のパワーを効率よく活かせません。
切り返しでは下半身を先行させる意識をしっかり持ちましょう。体重を左足に乗せてから腕やクラブを振り下ろすという順番を間違えないことです。

体重を左足に乗せるといっても腰や左ヒザが目標方向に流れては下半身のバランスが崩れて、やはりパワーロスにつながります。どうすればいいかというと、左足のカカトを踏み込むのです。バックスイングではカラダの捻転によって体重が右足に多く乗りますが、足裏で重心の前後移動も感じ取ってください。

バックスイングでは右足はカカト側に、そして左足はツマ先側に重心が乗ります。次の段階として左足のカカト側に重心を一気に移動させて切り返すのです。
左カカトの踏み込みがダウンスイングのスタートの合図となるわけで、その動きと連動して右足はツマ先側に重心が移動します。

人気記事ランキングまとめ