225ヤードのパー3、女子プロたちはどう攻めた? あなたなら何番持つ?

「伊藤園レディス」史上最長のホールで披露された華麗なプレー

2024/11/12 ゴルフサプリ編集部



距離が長いうえに池も……。女子プロの攻め方を参考にしたい。(写真は2024年伊藤園レディス 撮影/Getty Images)

日本女子ツアー「伊藤園レディス」は名物の難関ホールでもある17番ホールがパー3としてはツアー史上最長となる225ヤードとなった。難しすぎるのでは?との懸念もされたものの、いざ蓋を開けてみると、披露されたのはハイレベルな技術とリスクを恐れない勇気だった。

グリーンの左はすべて池となる17番パー3は、197ヤードの設定だった昨年の最終日と今年の初日は難易度が1位でした。

そのホールが「史上最長」になったらどうなるのか? は大いに気になるところ。
そこでこの距離のセッティングとなった2日目に、ティーイングエリアの横でアウトスタートの16組48人のプレーを定点観測してみました。

「伊藤園レディス」は3日間大会なので、2日目は成績順のペアリング。アウトからスタートするのは、初日の成績が上位の選手たちです。

ピンポジションはセンターより少し左の池にほど近い位置。

奥行き40 ヤードのグリーンでフロントエッジからは10 ヤードだったので、センターよりやや手前。実測は211ヤードでした。
向かい風が時おり強く吹き、ほとんどの選手はフェアウェイウッド(FW)を使用。ドライバーで打った選手も6人いました。

1オンに成功したのはちょうど3分の1の16人でしたが、青木瀬令奈、堀琴音と石田可南子はドライバーでグリーンをキャッチ。ドライバーでティショットした選手の方が乗せる確率が高い結果になりました。