マクグリービーが大会記録で優勝するために最も大事だったこととは?【ダンロップフェニックス】

大会最多アンダー記録で優勝のマクグリービー。付け入る隙がないプレーのポイントは「Room」だった。(写真は2024年ダンロップフェニックス/大会提供)
日本男子ツアー「ダンロップフェニックス」は69で回ったマックス・マクグリービーが通算22アンダーの大会最多アンダー記録で優勝した。72ホールで叩いたボギーはわずかひとつで、これまでの最少記録だった「3」を更新。完璧ともいえるプレーでは、意外にもフェアウェイキープより重要視したことがあった。
過去50回を数える大会の歴史で、優勝者の72ホール最少ボギー記録は尾崎将司(1995年)、タイガー・ウッズ(2004年)と池田勇太(2010年)の3人が持つ「3」でした。
今大会4打差の2位だった松山英樹が「4日間でボギーひとつで回られたら、厳しいですよね」と脱帽したマクグリービーの記録はこれを大幅に更新,と言っていいでしょう。
2017年のプロ転向以来スリクソンのギアを使い続ける縁で出場した今大会。初体験のフェニックス・カントリークラブ対策としてどのようなことをしたのか聞いてしました。