ゴルフで帽子をかぶらないのはマナー違反なの? 「かぶった方がいい理由」を解説
帽子をかぶる意味について徹底調査
皆さんはラウンドするとき、無意識のうちに、もっといえば何も考えずに帽子をかぶりますよね。なぜ帽子をかぶるのかということについて、深く考えたことがある人はいないと思いますが、果たして、帽子をかぶるのはルールなのかマナーなのか。また、帽子をかぶる意味についても調べてみました。
ゴルフ場に行くと、ほとんどのゴルファーが当たり前のように帽子をかぶっています。帽子をかぶっている人に「なぜかぶっているのか」と尋ねると、「トーナメントに出ているプロたちがかぶっているから」「最初から、ゴルフは帽子をかぶってやるものだと思っていた」「帽子をかぶらないと、何となく落ち着かない」といった答えが返ってきました。
果たして、この帽子、ゴルフにおいては必須アイテムなのでしょうか?
まずルール的な話をすると、「帽子をかぶれ」というルールはありません。無帽だからといってペナルティを科せられることはないのです。実際、トーナメントでも、帽子をかぶらずにプレーをしている選手がたまにいます。
では、マナー的にどうかというと、これも著しくひんしゅくを買うことはないようです。年配ゴルファーの中には、昔から見ている光景とは異なるということでムッとする人もいるようですが、マナー違反には当たりません。
唯一、引っかかるとすれば“ドレスコード”。ゴルフ場の中には、襟付きシャツ着用やGパンNGなどとともに、プレー中の着帽を明記しているところもあるそうで、無帽でプレーをしていると注意を受けるところもあるそうです。
ただ、そういうゴルフ場はごく一部。ドレスコードに明記しているゴルフ場以外では、帽子をかぶっていなくても何ら問題はないということになります。