ゴルフクラブ選びはシャフトも重要! 「インパクトに正しく導いてくれないとヘッドはその真価を発揮できない」

世界で唯一! シャフトを自社で生産する本間ゴルフ酒田工場を関浩太郎がリポートVol.1【特集HONMA】【PR】

2024/12/05 ゴルフサプリ編集部



世界にゴルフクラブメーカーは数あれど、ヘッドとシャフトをパッケージングで開発、自社工場でシャフトまで生産しているのは、いまや本間ゴルフだけ。とりわけドライバーのシャフトは開発、製造に手間がかかり品質管理も大変なためアウトソーシングが普通になっている。ここでは常日頃からシャフトの重要性を力説するゴルフコーチとクラブフィッターの二刀流・関浩太郎が、本間ゴルフの心臓部・山形県の酒田工場を訪問。本間のシャフトへのこだわりと、その実力をリポートした模様をお送りする。

撮影/相田克己

 『ゴルフクラブはヘッド、シャフト、グリップ、3つのパーツからできています。車のパーツに例えるなら、順にエンジン、足回り、タイヤだと僕は考えます。一見エンジンが重要に思えますが、エンジンが良くてもパワーやスピードを生かせる足回りがなければ宝の持ち腐れです。
ここでちょっと考えてみてください。クラブのフェース面は広くても左右10数センチ、上下7~8センチほど。有効打点はさらに狭く上下左右とも3センチ程度ですが、実はここに当たるか当たらないかを決めているのがシャフトなのです。
つまり、シャフトはボールに当たる前のヘッドの動きを決めるもの。ヘッドはボールに当たった瞬間から、それ以降のボールの動きを決めます。誰もが芯を食うことを目指してヘッドの動きばかり考えますが、その前にシャフトがヘッドを正しく導いてくれないとヘッドはその威力を発揮できません。ゴルファーはもっとそこに目を向けるべき。それだけシャフトが大事だということです』

とシャフトの重要さを説く関。これを前提に、まずは本間ゴルフのシャフトのこだわりについて、製品開発本部ディレクターの佐藤巧さんに聞いた。