有村智恵のスペシャルレッスン! 『入るパット』で重要な3つのポイント

女子プログリップカタログ【有村智恵のパターレッスン】

2025/01/02 ゴルフトゥデイ 編集部



パターグリップの握り方を女子プロのグリップ集とともに有村智恵が詳細解説するシリーズの第5弾。最終回は、パッティングアドレスとストロークにおける大事なポイントを有村智恵が詳しくレッスン!

ゴルフトゥデイ本誌 630号より
撮影/中野義昌 取材・構成・文/岸 和也

パットの場合、ラインに対してかっちりスクエアにアドレスする人も多いですが、私はフィーリング重視なのでかっちり決めず、ラインに対してどう構えたら手が気持ちよく動くかを考えて構えます。ですから、ラインによってオープンに構えることもあればクローズに構えることもある。例えばスライスラインならオープンに立って右、フックラインならクローズに立って左に打ち出すこともあります。

ですから、カップの左右にイメージした仮想のカップに向かって打つのではなく、カップまでどう曲がるかをイメージし、カーブの頂点をめがけてタッチを合わせて打ちます。

打つ時に気をつけるのはリズムのみ。私のテンポは90ビート(BPM)なので、そのイメージで、打ち急いだり、緩んだりしないようにだけ気をつけます。スマホのアプリでテンポに合わせて打つ練習もしていますよ。