金谷拓実が逆転優勝で初の賞金王に載冠!優勝を支えたこだわりセッティングは?【「日本シリーズJTカップ」最終日】
2024年の賞金王は金谷拓実! 来年、タイトルを手に海外でも暴れてもらいたい!(写真は2024年 日本シリーズJTカップ 撮影/相田克己)
日本男子ツアー最終戦「日本シリーズJTカップ」は67で回り、通算9アンダーの3位となった金谷拓実が、通算イーブンの17位だった平田憲聖を逆転して初の賞金王となった。平均飛距離とフェアウェイキープ率を合わせた「トータルドライビング」1位の安定感を支えたのはアマチュアでツアー優勝した5年前から使い続けるドライバー、ウッド類だった。
今大会が始まる時点で、賞金ランキング1位の平田と2位の金谷の差は288万9657円。最終日は先にホールアウトした平田が17位前後の順位となることが確定していたため、16番をプレー中の金谷はこの時点の4位をキープすれば賞金王、でした。
それが「情報は極力シャットアウト。リーダーズボードもあまり見なかった」金谷は17番パー5でイーグルを奪って勝負を決定づけます。
詳細な記録の残る1985年以降、最終戦で逆転して賞金王となったのは2000年の片山晋呉。2017年の宮里優作に続いて史上3人目。最終戦が優勝ではなく王者となったのは史上初となりました。