これ知ってた!? ボールは「ヘッドのトゥ寄り」にセットしたほうが飛ぶんです!【飛ばしてなんぼ!】

ゴルフコーチ・小池正次がわかりやすくレッスン|月1〜2回の練習で飛距離を伸ばす! VOL.13

2024/12/09 ゴルフサプリ編集部



飛距離優先型のレッスンで定評の小池正次がレクチャーする「すぐに飛ばせるようになるコツ」シリーズ。第13回はボールポジションについてのアドバイス。「ボールの位置はとても重要なのに、無頓着な方が案外多いんですよ」と小池。もしかして飛ばないのはボールの位置を間違っているせいかも!?

構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/丸山ゴルフセンター

ボールをティアップして打つドライバーショットの場合、芝の上のボールをダウンブローに打つアイアンショットと違い、アッパーブローにとらえるのが大原則です。クラブヘッドがスイング軌道の最下点を通過し、上昇に向かうところでボールをとらえることでパワー効率が上がり、遠くに飛ばせる確率が高いのです。

そこでとても重要になるのがボールの位置です。ドライバーショットではスタンスの幅は自分の肩幅かそれよりもやや広いくらいが目安で、ボールの位置は左足カカト内側の延長線上が基本となります。
そうすればスイング軌道の最下点が自然にボールよりも少し手前側となり、自然にアッパーブローにとらえられます。ボールが適性の角度で飛び出し、高さもキャリーも十分に出て飛ばせる球が打てます。

ただし意図的にアッパーブローに打とうするのは、すくい打ちの傾向となりやすいのでNGです。カラダの回転と体重移動をしっかり使ってスイングすれば自然にアッパーブローにとらえられると考えてください。
ゴルファーによってボールの位置が多少変わりますが、基本の位置よりも右や左に置くのはボール1個ぶんまでが許容範囲です。
ボールを右に置きすぎるとボールをダウンブローにとらえることになり、スピン量が増えすぎてしまいます。高さは出ても前に進まない球となり、飛距離が出ません。
ボールを左に置きすぎてはアドレスでカラダが開きやすい上に、インパクトで手が先行してフェースが開いて当たりやすくボールが右に飛びやすいのです。

飛距離が出ないし、狙った方向に飛んでいかない。そうだとしたらボールの位置を間違っている可能性があります。一度チェックしてみてください。

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