打感と顔の良さにこだわりを感じる! HONMA「T//WORLD アイアン」4モデルをコースで試打
野村タケオのゴルフ実験室
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。HONMAから「T//WORLD アイアン」シリーズが発売されました。前作も顔、打感などかなりの高評価のモデルでしたが、今作ではどんなふうに進化しているのでしょうか。「T//WORLD アイアン」シリーズには4種類のヘッドが用意されているので、全てコースに持ち込んで芝の上から試打してきました!
〈取材・文・写真提供 野村タケオ〉
「 T//WORLD アイアン」はプロも使えるようなシャープな形状のキャビティアイアンから、アベレージゴルファーが優しく使えるようなモデルまでがラインナップされています。しかし、どのモデルも構えた時の顔や、打感・打音などにはこだわって作られています。優しいモデルだから形状や打感などは妥協してくださいというクラブではないんですね。このあたりはHONMAのこだわりでしょう。
まず打ってみたのは一番上級者向きとも言える「TOUR V」です。これはキャビティ形状のヘッドではあるのですが、えぐれが浅く、マッスルバックに近いような操作性と打感を追求しているモデル。キャビティ部分の厚みを前作よりも厚くすることで、分厚いインパクトを実現しています。またラフなどで打点が上部にブレた時の気距離ロスも軽減しています。マッスルバックのいいところを追求しながらも、キャビティの優しさも盛り込んだモデルになっているということですね。