宮里藍がジュニアゴルファーに伝えたいこと 【冬休み、家族でゴルフをする方へ】
ブリヂストンレディスのレッスン会で宮里藍が語ったことは(写真/ブリヂストンスポーツ提供)
冬休み、年末年始はジュニアの大会も数多く開催されます。また、お子さんやお孫さんとラウンドする機会のある方。これを機にゴルフを始めさせようという親御さんもいるでしょう。そこで宮里藍がジュニアレッスンのイベントで語っていた「大事なこと」をここで再現。ジュニアゴルファー、親御さん。そして指導者の方も必見です。
「ブリヂストンレディス」の際にジュニア対象のレッスンイベントを行った宮里藍。参加者の多くは経験者で、親やコーチなど誰かしらの指導を受けていることもあり「違うことを言われると混乱してしまうでしょうから」ということで、あまり細かい指導はしないように気を遣っていました。
その一方でジュニアたちに大事にしてほしいこととして「打つのが楽しい、という気持ちを持つこと」「自分の感覚を大事にすること」を挙げました。
さらに、これは親やコーチに対してもの意味が含まれると思いますが、「この年代の子たちは、教えたことがなんでもすぐできるようになります。そのため教える方もつい『あれも、・これも』となってしまいますけど。その“距離感”はすごく大事です。一から十まで教えたくなる気持ちはわかるんですけど、本人がやってみて覚えていく感覚というのを大事にしてほしいですね」と力説していました。
まるで乾いた布が水を吸うように、才能がある子ほどどんどん新しいことができるようになっていきます。そうなると本人も教える側も楽しいですから、つい色々なことをやりたくなってしまうものです。