平均飛距離3年連続トップ! 河本力に聞いた、アマチュアの夢「イーグルの取り方」

2024/12/28 ゴルフサプリ編集部



イーグル。パー5なら「3」。パー4だと「2」のスコアを記入するのはアマチュアにとって憧れのひとつではないでしょうか。男子ツアー最終戦の「日本シリーズ」では、同一ホールで4日間で3つのイーグルを奪うという離れ業をやってのけた河本力に直撃してみました。
(写真は2024年 日本シリーズ 撮影/相田克己)

河本はプロデビューした2022年から3年連続で「ドライビングディスタンス」1位。昨シーズンの平均322.58ヤードは史上最長記録で、今シーズンも2位に10ヤード超の差をつける盤石のパフォーマンスで“王座”を守りました。
その河本に「どうしたらイーグルを取れるのですか? 何を大事にしているのですか?」と単刀直入に聞いてみたところ「ティショットをすごく大事にしています」との答えが返ってきました。

日本シリーズの舞台だった東京よみうりカントリークラブの6番パー5(519ヤード)では、いずれもイーグルだった初日の2打目で使ったのはピッチングウェッジ(PW)に相当するロフト46度のクラブ。2日目はサンドウェッジ(SW)よりもさらに寝たロブウェッジともいえる60度のクラブだっただけに「すごく大事」とは、ドライバーで豪快にブッ飛ばして少しでも短い番手でグリーンを狙うことなのかと思いきや、違いました。
「2打目をいい所から打てないとグリーンを狙ってチャンスを作れませんから、そこだけ考えて。ティショットは飛距離を出す、というより、どのポジションにボールを置くか、ということを意識しています」と「大事」の内容を説明してくれました。