転がしやロブショットを自在に操れる! ボールを投げるイメージで体を動かしてみて!【中井学のアプローチ】

残り30ヤードから2つで上がる!ショートゲームのコツを中井学がレッスン(17)

2025/01/10 ゴルフサプリ編集部



ボールを狙ったところに投げる時には、どう体を動かそうかなんて考えない。この自然な動きをアプローチに重ねると? 驚くほど自由自在にボールを操れる、と言う中井学。転がしもロブショットも自在に打てる“ボール投げアプローチ”を解説してもらおう。
写真/相田克己 協力/こだまゴルフクラブ

アプローチでは下手投げでボールを投げるイメージが役に立ちます。利き手で目標に向かって投げるのと同じ感じでストロークすると距離感が合うというわけですが、これと同じことは球を打ち分ける場合にも言えます。

すなわち、手前から長い距離を転がしたい時、ボールをフワッと浮かせたい時も、投げるイメージを重ねることで打ち損じがなくなり、うまく寄せることができます。

まず、ピンまで障害物がないところで長い距離を転がしたいケースですが、この場合、ある程度強い球を打つ必要があります。上に飛ばすのではなく、前に行く球が打ちたいのですが、そんな時はボールを投げながら前のめりに動くイメージが有効です。