PGAツアーの名物ホールでルーキーが「13」。中~上級者こそ陥りそうなゴルフの罠、避ける方法は?

ルーキーには厳しすぎる洗礼だった……(写真は2025年ソニーオープン 撮影/Getty Images)
アメリカPGAツアー「ザ・アメリカンエクスプレス」では、2日目に名物ホールでバンカーに手こずったルーキーが「13」を叩いた。このプレーの背景を探ってみると、初心者ではなく中~上級者こそが陥りそうな“罠”があった。
予選ラウンドは3つの異なるコースを3日間かけて回るフォーマットの大会の2日目。メーンコースの「ピート・ダイ・スタジオコース」の16番パー5で「13」を叩いてしまったのがルーキーのウィリアム・モーでした。
2オンを狙ったショットがグリーン左の、深さ5メートル超の名物バンカーに入れたことが悲劇の始まりです。
3打目はトップしてグリーンオーバー。4打目はグリーンの傾斜を転がって、再びバンカーに落ちてしまいます。
5&6打目は脱出できず。7打目でまたもグリーンオーバー。
さらに8打目でもバンカーに落とすとさすがに観念したのか、9打目は花道方向に打ち出しました。
10打目もグリーン奥に外しましたが、次を乗せて11オン、2パット。OBも池などでボールを失くすこともない“素”で13を叩きました。