竹田麗央、LPGAツアー本格デビュー戦で8位は上出来? それとも……。

2025/02/04 ゴルフサプリ編集部



日本と同じく飛距離のアドバンテージを使って8位でフィニッシュ。(写真は2025年 ヒルトン・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオン 撮影/GettyImages)

2025年シーズンのアメリカLPGAツアー開幕戦「ヒルトン・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオン」で竹田麗央は8位だった。昨年の「TOTOジャパンクラシック」優勝でLPGAツアーのメンバー資格を得てから初の試合は上々の成績で、過去多くの選手にとっての“鬼門”をクリアした。

竹田は昨年のLPGAツアーはメジャー4試合と「TOTO」にスポット出場。その「TOTO」で優勝したことでLPGAツアーのメンバー資格を得て、今回は本格的なデビュー戦となりました。
2日(日本時間3日)の最終日は後半に4つのバーディを奪うなど6バーディ、2ボギーの68(パー72)と伸ばし、通算11アンダーの8位となりました。
優勝したキム・アリム(金阿林)とは9打差がつきましたが、メンバーとしての初戦でトップ10入りは立派な成績なのです。

実は過去にLPGAツアーに参戦した日本人選手たちの多くがメンバーになっての初戦は苦戦を強いられています。
今シーズンは史上最多の13人の日本勢が参戦します。その流れを作ったともいえる宮里藍は2006年にハワイで開催された「SBS選手権」でメンバーとしての初戦を戦い48位の成績でした。
2019年の「全英女子オープン」で優勝して一躍スターとなった渋野日向子は、ここで得た権利は行使せず2021年末の予選会を経て2022年にシンガポールでの「HSBC女子選手権」で本格デビュー。47位となっています。

2015~2019年までアメリカを主戦場にしていた横峯さくら。2017年から参戦し、LPGAツアーで通算6勝を挙げている畑岡奈紗。2011年にアメリカでプロデビューして通算2勝している野村敏京の3人 は、いずれもツアーメンバーとしての初戦は予選落ちしています。

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