トップで左手首が掌屈は必要なし? 注目すべきはダウンスイング中のフェースの向き!

勝又優美は見た!「そのスイング改造、いりません」Case.2

2025/03/14 ゴルフサプリ編集部



これまで大勢のゴルフ大好きおじさんたちをレッスンしてきた勝又優美コーチが見てきた「本当は必要のなかったスイング改造」と、その解決方法を紹介するシリーズ。ゴルフが好きだからこそ陥りがちな”スイング改造の落とし穴”。今回のテーマは「トップの掌屈」。トップで左手首を手のひら側に折る動きだ。

掌屈とは手首を手のひら側に折る動き、あるいは折れた状態を指します。反対に手首が甲側に折れる動きや折れた状態を背屈と言います。

昨今はトップで左手が掌屈しているかどうかをスイング作りのポイントにしているアマチュアの方が多いようです。トップで左手首が背屈しているのはフェースが開いているあかし。そのままダウンスイングすればインパクトでも開いたままの可能性があります。

その点、掌屈しておけば少なくともトップではフェースが開きません。「トップで左手を掌屈させておけば、切り返し以降でフェースが開いて下りない」と考えて実践している方が多いと思います。でも、それでもうまくヒットできない人がいます。もしあなたがそうなら、そこまでトップの掌屈にこだわる必要はないかもしれません。