ミズノプロ「T-1ウェッジ」「T-3ウェッジ」攻めたアプローチがしたくなる! 効きすぎるくらい効くスピン性能

『Mizuno Pro T-1/T-3 ウェッジ』をロマン派ゴルフ作家が検証する!

2025/03/31 ゴルフサプリ編集部 篠原嗣典



ミズノは『Mizuno Pro T-1 ウェッジ』『Mizuno Pro T-3 ウェッジ』を2025年3月7日発売。『T』は、新たにTour performance(ツアーパフォーマンス)を意味するTとなり、『T-1』と『T-3』のタイプが違う2つのウェッジというラインアップとなった。

『T-1』は、ミズノの定番のウェッジを踏襲した本格派の形状となっている。『T-3』は同時発売された『Mizuno Pro S-3 アイアン』と同じセミキャビティ。ミズノではキャビティ風のウェッジは珍しい。
『T-1』『T-3』のコピーは、“精度の虜に。”だ。ロフト48度から2度刻みで60度までのロフトラインナップで、6つのソールタイプが用意されている。
ミズノといえば、1本の丸棒からアイアンヘッドを一体成型する鍛造で有名だが、今までの軟鉄素材の「S25C」からリンや硫黄という不純物を軽減させた「S25CM」を採用することで、澄んだ打球音をより長く響かせることが可能になったそうだ。ヘッドの設計時も「ハーモニックインパクトテクノロジー」で、打音の高さや大きさを数十ヘルツ単位で微調整。『Mizuno Pro』シリーズで好評な「銅下メッキ」も採用している。

ロフト別にスコアライン形状を設計して、フルショットに使うものは狭く深く、アプローチに使うものは広く浅い溝になっていて、用途に応じたスピン性能を向上させている。
さらに、溝の間のフェースには「ハイドロフロー マイクロ グルーブ」という加工をロフト別に施し、ウェット時でも高いスピン性能を発揮する。

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