工藤遥加が歴代2位の遅咲きV! 父は工藤公康氏【「アクサレディス」最終日】

2025/03/30 ゴルフサプリ編集部



桜の季節にしっかりと花を咲かせた工藤遥加。苦労人の勝利だった。(写真は2025年アクサレディス 撮影/GettyImages)

日本女子ツアー「アクサレディス」最終日(30日)はプロ15年目の工藤遥加が2位に2打差をつけてプロ初優勝を挙げた。当時は夏に行われていたプロテストに一発合格した2011年暮れの新人戦で優勝し、活躍が期待されたもののその後はシードも獲得できない状況が続いた、それでも諦めなかったことがツアー歴代4位の「遅咲きV」で実を結んだ。

パー以下なら優勝。ボギーだと最終日に65と猛烈に追い上げたツアー通算11勝の小祝さくらとのプレーオフ、という状況で迎えた最終18番パー5は3打目をバックスピンで戻して2メートルにオン。バーディパットを決めて嬉しい初勝利を手にしました。

2011年8月1日に日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)に入会してからこの日の初優勝までに要した日数は4991日。これはツアー制が施行された1998年以降では2番の長さ でした。
勝利の瞬間は派手なガッツポーズはなく、プレッシャーから解き放たれてホッとしたような表情が印象的でした。
それがこれまでの長い年月を物語っているのでしょう。

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