馬場咲希、デビュー2戦目でのトップ10入りは超一流への入り口!? 【米女子ツアー「フォード選手権」】

昨年、下部ツアーで経験を積んだ馬場がレギュラーツアーでトップ10入り。(写真は2025年「フォード選手権」 撮影/Getty Images)
アメリカLPGAツアー「フォード選手権」はルーキーの馬場咲希が6位となった。今シーズンからメンバーになって2戦目でのトップ10入りは超一流になる条件をひとつクリアしたともいえるもの。また、最終日にリディア・コと回る経験ができたのも、今後への糧になるはずだ。
今大会での馬場は4日間のスコアが68-69-67-66で通算18アンダー。最終日はコと一緒に回ったことに「夢のような経験をさせていただきました。リディア選手の優しさと素晴らしいプレーにとても刺激を受けました」と自身のインスタグラムに書き込みました。
さらにスコアでは1打上回ったことで、同じ「元全米女子アマチャンピオン」という肩書と合わせて、かなりのインパクトを残せたはずです。
昨シーズンはアメリカの下部ツアーで経験を積み、Qシリーズ(予選会)を経てLPGAツアーのメンバーになってからわずか2試合目でトップ10入りというのは、やはり素晴らしいことです。
昨シーズンのLPGAツアーポイントランキング上位者を見ると、1位のネリー・コルダから3位のコまで全員がメンバーになったルーキーイヤーの初戦でトップ10入りしています。
4位だったジーノ・ティティクルも初のトップ10は3戦目だったので、早期にトップ10に入ることは超一流になれる可能性を示した、といえるのではないでしょうか。