ゴルファーはどうして目の前にある池や谷に入れてしまうんだろう? どうしたら無視できる?
今野一哉の『ゴルフあるある』解決ディスカッション【4】

ゴルファーなら聞いたことのある定説や風説を取り上げ、「なるほど」とゴルファーが納得できる答えを蝶ネクタイを締めたプロコーチ・今野一哉とともに考える連載企画。第4弾は「目の前にあるハザード、どうして入れちゃう?」というゴルフあるある。気にするなと言われても気になっちゃう池や谷、どうしたら気にならなくできるのだろう?
今野さん、ティーイングエリアの目の前に谷とか池があるホールがあるじゃないですか。
はい。ありますね。
パー3にしてもパー4にしても、ティーイングエリアの目の前だから普通に打てば100%越えられるのに、そうした池とか谷にどうして入れちゃうんですかね。
入れちゃうんですよね〜。ゴルフあるあるですよね。それまで調子が良かった人も、そういった池とか谷を見ると、突然ミスをして入れてしまったり。そうした場面は何度も見てきました。
どうして入れちゃうのかといえば、ひと言で言えば、そういうものなんですよ。
どう言うことですか(笑)
不思議なもので、そういうものなんです。たとえば、バックティからだとピンまで240ヤードというショートホール、しかも左右はOB。こうしたホールのティショットは、OB率が下がるんですよ。
えっ!? どうしてですか? その距離だとドライバーを持つ人もいますよね。
そこなんです。240ヤード先にグリーンがあるから、そこに届くかどうかで頭がいっぱいになるから、左右のOBは頭の中にないんですよ。