ミスショットが多い人は打ちたい距離で番手を選んでいる。ミスが少ない人はどうやって選んでいる?
石井良介のゴルフ・すべらない話:第71回

ミスショットが少ない人と多い人。両者には大きな差があるという石井良介。どんな差かと言えば、それは番手選び。ミスショットが多い人は、打ちたい距離で番手を選ぶが、少ない人は別のことを判断基準としているという。
いきなりですが、質問です。ピンまで残り100ヤード、あなたは何番で打ちますか?
「ピッチングウェッジ、ロフト50度のウェッジ」などと即答できた人は合格! と言いたいところですが、回答としては不十分。「ボールのライによります」が正答です。
アマチュアゴルファーのほとんどは、ピンまでの距離や自分の打ちたい距離が番手を選択する際の優先事項になりますが、同じ距離でもボールのライによって使える番手はガラッと替わります。ピンポジションが手前か奥か、風や雨など気象条件で替わるのはもちろん、ディボットやラフ、傾斜のあるなしでも替わる。フェアウェイでさえ、当該距離を打つ番手を持つとは限りません。