「左のカベ」は腰が回転した先にある? 体の左側にあると思うとスエーの原因に!

勝又優美は見た!「そのスイング改造、いりません」Case.10

2025/05/09 ゴルフサプリ編集部



これまで大勢のゴルフ大好きおじさんたちをレッスンしてきた勝又優美コーチが見てきた「本当は必要のなかったスイング改造」と、その解決方法を紹介するシリーズ。ゴルフが好きだからこそ陥りがちな”スイング改造の落とし穴”。今回のテーマは「左のカベ」。左サイドにカベがあると想定し、ダウンスイングで左腰がカベを壊さないように打つ、あるいは左のカベにぶつけて打つ、などとイメージしている人もいるが、果たしでそれでいいの?

スイング改造とまではいかないかもしれませんが、昔から「左のカベ」はスイングにおける大事なポイントとされていて、50代以上のゴルファーの中には左のカベを意識しつつスイング作りをしている方もいると思います。

もちろんそれを意識することでいいショットが打てているなら問題ありませんが、一方で左のカベの意味を取り違えている方もかなり多いので説明したいと思います。

結論から言うと、左のカベを意識することでの最大の効果はスエーが防げることです。
切り返しからダウンスイングで腰が左にスエーすると体が回りません。それに伴いフェースターンができなくなってフェースが開いたままインパクトすることになります。当然ボールにエネルギーも伝わりません。

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