捻転が足りないと思ったら右ツマ先を開いてアドレス。スタンスも少し狭めて飛ばしのパワーを溜めよう!

『小池正次が回答! ドライバーの飛距離の悩み Q&A 』VOL.10

2025/05/20 ゴルフサプリ編集部



飛距離優先型のレッスンで定評の小池正次がアマチュアの悩みに回答する「ドライバーの悩みQ&A」シリーズ。第10回は「シニア世代になったけど、せめて250ヤードは飛ばせるようになりたい。どうしたらいい?」というクエスチョン。夢を高く持つのはいいが、マン振りしちゃうとまともに当たらない……。

構成/三代 崇 写真/渡辺義孝 協力/丸山ゴルフセンター

ゴルフの一番の醍醐味といえば、やっぱりドライバーの飛ばしですよね。今では男子プロは300ヤード級の飛ばしは当たり前ですし、女子プロも250ヤード飛ばせる選手が増えてきました。

自分もせめて250ヤードは飛ばしたい! という気持ちになるのもよくわかります。とはいえシニア世代のゴルファーにとって、250ヤード飛ばすのはかなりハードルが高いでしょう。スポーツ経験が豊富で筋力や柔軟性が備わっている人でないと難しいと思いますが、目標とする250ヤードに近づけるためのコツはいくつかあります

まずは飛ばそうとしてクラブを思い切り振り回すのは避けることです。腕力に頼ろうとするとグリップを強く握りすぎて腕や肩が硬直してしまいます。カラダが硬くなってはバックスイングのカラダの回転量が不足し、飛ばしのパワーがたまりません。

捻転が少ないとダウンスイング以降も腕や手が主体の動きとなります。つまり手打ちとなってヘッドスピードが上がらないのです。

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