佐久間朱莉と荒木優奈の一騎打ち⁉ 新女王に名乗りを挙げるのは? 「ブリヂストンレディス」3日目

日本女子ツアー「ブリヂストンレディス」3日目(24日、愛知・中京GC石野C)は通算16アンダーの首位に佐久間朱莉と荒木優奈が並んだ。歴代優勝者には海外メジャー覇者や年間女王がズラリと名を連ねる大会で「新女王」に名乗りを挙げるのはどちらになるのか。
写真/Getty Images
11アンダーの首位タイでスタートした佐久間と荒木の3日目はまず2番パー3で揃ってバーディーを奪いました。
3番パー4で荒木が連続バーディーとすると4番パー3は佐久間が取り返します。
この日、二人がともにバーディーを取ったのは2回。相手がバーディーとした次のホールでバーディーを取り返したのは3回で、両者合わせて11バーディー。ボギーは荒木の17番でのひとつだけという実に見ごたえのある18ホールでした。
初優勝を狙うルーキーの荒木はこの激しい競り合いを「楽しかったし、面白かったです」と振り返りました。
一方「KKT杯バンテリン」に続く2勝目をめざす佐久間も「楽しくプレーできました」と話した上で「バーディーを取れたところは自分が突き放しにいきたい、という気持で回っていました」と、まさに一騎打ちの心境でプレーしていたことを明かします。
2位と3打差はセーフティーリードとは言い切れないものの、3日間で叩いたボギーの数が佐久間は3つ。荒木も4つしかない安定度を見ると最終日は二人の争いとなりそうな雰囲気です。
どちらが勝っても、今大会では初優勝。そうそうたる歴代優勝者のリストに名前を連ねることになります。