左手1本打ちやクロスハンドでも治らないアプローチのミス。解決方法は意外とシンプルだった!?

勝又優美は見た!「そのスイング改造、いりません」Case.14

2025/06/06 ゴルフサプリ編集部



これまで大勢のゴルフ大好きおじさんたちをレッスンしてきた勝又優美コーチが見てきた「本当は必要のなかったスイング改造」と、その解決方法を紹介するシリーズ。ゴルフが好きだからこそ陥りがちな”スイング改造の落とし穴”。今回のテーマはアプローチ。ザックリを繰り返し、それを嫌ってトップというお決まりのパターンで、イップス気味の人がとるさまざまな対策。その必要性を疑う。

プロにも多いアプローチイップス。一般アマチュアの方は、練習もラウンドもプロほどしないのでイップスまではいかないかもしれませんが、どうやってもうまくいかないことはプロと一緒ですから、イップスと呼びたくなる気持ちもわかります。

アマチュアの方がアプローチで悩む場合、もっとも多いのはザックリからのトップ。ここぞの場面でザックリし、それを嫌って次打ですくい打ちになりトップ、というパターンです。これがセットになってしまうために負の連鎖から抜け出せなくなるのです。

こうなる原因は2つ。1つはダウンスイングでクラブが外から入るから。いわゆるアウトサイドインです。アウトサイドインはヘッドが鋭角に下りる軌道でもあります。もう1つはインパクトでフェースが被りすぎること。いずれもヘッドが地面に突き刺さる打ち方です。負の連鎖の入り口はここなので、何らかの手を打つ必要があります。

人気記事ランキングまとめ