高橋彩華「宮里藍の後継者」に勝利を引き寄せた、ウェッジのこだわり 「サントリーレディス」最終日

日本女子ツアー「宮里藍 サントリーレディス」最終日(15日、兵庫・六甲国際GC)は2打差の首位から出た高橋彩華が3バーディー、1ボギーの70で回り1打差で逃げ切り優勝した。宮里藍が選手として最後に出場した2017年大会で一緒に回った高橋が勝利を引き寄せたのは、ウェッジのシャフトのこだわりだった。
髙橋は10歳の時に「藍さんのようになりたくて」ゴルフを始め、宮里藍が選手として最後に出た2017年大会では予選ラウンドで一緒に回りました。
藍がシーズン限りでの引退を発表してから最初に出た大会ということで2日目のギャラリー数は何と9405人。その雰囲気に圧倒されたのか、79を叩いて予選落ちしてしまいました。
初日に72と検討しながら悔しい結果に終わった高橋は藍から「これから頑張ってね」と声をかけたことを今も覚えていました。
いわば「後継者」としての期待をかけられてから8年。「神様みたいな感じ」という藍にウィニングジャケットを着せてもらい「プロになって本当によかった」と笑顔で話しました。