手打ちとカラダ打ち、どっちがいいの!? シニア世代は両方の融合スイングがオススメ!

オジサンだって、まだまだ飛ばせる! 【人気コーチ・大西翔太のカラダにやさしいドライバーレッスン!】

2025/06/23 ゴルフサプリ編集部



オジサンゴルファーたちに大西翔太コーチがドライバーの飛ばしのコツを親切レッスン。第7回は「シニア世代のゴルファーは手打ちとカラダ打ちのどっちがいいの?」をテーマに取り上げる。年代的にカラダが硬くなってくると、カラダ打ちはハードルが高そうな気がするが……。

構成/三代 崇 写真/小林 司 協力/千葉カントリークラブ梅郷コース

ゴルフスイングって手打ちとカラダ打ちに分けられているようだけど、カラダの柔軟性がなくなってきたオジサンゴルファーたちはどっちが有利なの? これまではカラダ打ちのスイングをしてきたつもりだけど、今後は手打ちスイングに改造したほうがいいの? オジサンゴルファーたちのそんなお悩みにお答えしましょう。

ボクが思うには手打ちにもカラダ打ちにもそれぞれの長所がありますから、どっちがいいとは決められません。手打ちもOKですし、カラダ打ちができているならそれもOKです。

手打ちのスイングはアームローテーション=腕の回旋、カラダ打ちスイングはトランクローテーション=体幹の回転がメインとなりますが、一番いけないのは両方とも活用できていないパターン。コレが案外多いんです。

よく見るパターンとしては、インパクトで下半身が止まってカラダがスムーズに回転せず、両ワキがあいて左ヒジが引けてしまうような打ち方です。もう一つは、カラダは回転しているけど腕が振れていないためにクラブが遅れてくる振り遅れです。