ユーティリティ選びを間違えたくなければヘッド形状とフェースプログレッションに注目!
吉本巧のゴルフギア教室 第73回

いまやクラブセッティングには欠かせないアイテムとなったユーティリティ。今回はそのヘッド形状にフォーカスして、特徴や打ちやすさについて解説します。購入予定の人も、すでに持っている人にも役に立つ内容です。
ユーティリティはほとんどのゴルファーにとってロングアイアンに代わるクラブです。特に5番アイアンより上の番手は誰にとっても難しいので、それらに取って代わって飛距離を稼ぎ、場合によってはグリーンを狙うのが役割。基本的には5番アイアン、人によっては6番アイアンよりも上の距離を打つ番手を選ぶことになります。
ユーティリティのヘッドはウッド型、アイアン型、両者の中間型の3つに分けて考えるといいでしょう。見分け方は、シンプルにヘッドを上から見て投影面積を比べてみる。テール側に膨らみがあって大きめのヘッドならウッド型、膨らみが少なければアイアン型、両者の真ん中程度なら中間型です。