パター選びはまず長さ! ヘッドやネックは“一番落ち着く構え”が決まってから!
鹿又芳典の“推しクラブ” こぼれ話 第73回

「大型マレットはオートマチックに打てる」「スラントネックのほうがアークを描きやすい」というように、パター選びの重要事項としてヘッドやネックの形状がある。しかし、カリスマフィッターの鹿又さんは、それよりも前に決めなきゃいけないことがあると言う。意外にもそれは「長さ」だった!
パター選びにはいろいろな考え方があるし、パターのフィッティングにもさまざまな切り口があります。
代表的なこととしてよく言われているのが、自分のストロークタイプに合うネック形状を選びましょう、ということ。それはネック形状によって、フェースが戻りやすいとか、どこでインパクトを迎えやすいとか、そういうアプローチです。
あとは、打ちたい方向へ真っすぐに構えられるパターが良いので、飛球線に対してスクエアなラインが多いパターだったり、直角にアライメントがついてるパターだったり。それによって“構えやすい・構えにくい”が出てきます。そしてヘッド形状も、そこに含まれるでしょう。