ミズノはゴルフボールも打感が命? 「Mizuno Pro X/S」をコースで試打
ミズノは「Mizuno Pro X ボール」「Mizuno Pro S ボール」を2025年7月23日に発売。コピーは“この打感こそ、ミズノプロの誇り。”ということだが、どれほど素晴らしい打感なのか? コースで試打をして確かめた。
「Mizuno Pro X」は、ソフトなフィーリングを求めるゴルファー向け。中高弾道のツアーパフォーマンスボール。
「Mizuno Pro S」は、よりソフトなフィーリングを求めるプレーヤー向け。中弾道のツアーパフォーマンスボール。
ミズノは、それぞれのボールをそのように説明している。
前モデル「RB TOUR」シリーズが、米国でのボールテストの結果から大好評を得てヒットしたので、満を持しての「Mizuno Pro」となったのだと思われる。
「Mizuno Pro」シリーズのボールのテクノロジーで注目すべきは、「新強弾道アクシアルフロー332ディンプル」だ。ディンプルの最深部を中央から少しずらすことで乱流を生み出し、空気抵抗を減らすことが出来た特許をさらに進化させて、ディンプル占有率を高めることで、ボールの最高地点の高さを抑えながらも飛距離アップを実現したという。
そして、ウレタンカバーを薄くすることで、コアとミッドを大型化させ、反発性能をアップさせた三層構造は、新しい3ピースボールと言えなくもない。
さらに、そのウレタン素材に柔らかい素材を選び、ソフトなフィーリングに磨きをかけ、打感だけではなく、アプローチでのスピン性能をアップさせたとのこと。
リクエストが多かった高い耐久性も兼ね備えたそうだ。
ミズノが自信を持って市場投入する「Mizuno Pro X」「Mizuno Pro S」は、ツアーパフォーマンスボールとしてどのくらい完成しているのか? 楽しみなら試打ラウンドをした。
試打した日は、気温13℃〜23℃で、晴れ、微風、グリーンは9.5フィート。